恒例の週末登山。大栃山&釈迦岳
2008年 10月 04日
特にこだわりはしないのですが、どうも標柱が気になって。
でも、今年はこのほかに、今自分が走り回っているところから見える山頂を登ろうという計画もひそかに持っているのです。
全部日帰りで。
ただし、笊ヶ岳は来年になるでしょう。
というところで、本日はお天気。明日は雨の予報で、急きょお山に行きました。
ちょっと色々とあったので、出発が7時と出遅れましたが、行き先は山梨百名山の大栃山から釈迦岳。黒岳まで足を伸ばすには時間が不足してしまいました。
登山口の檜峯神社(ひみね)に行くまでが、わかりずらくて少し難儀しましたが、9時20分にやっと到着。
ヒノキの林の中の神社は駐車場も広く清冽な水がわいていて、よいところです。
まず、大栃山を目指して、トビス峠に行きます。
出発は9時33分
トビスとは鳶の巣という意味のようです。
約10分で到着。途中はサラシナショウマがきれいでした。ヤマトリカブトも日が差すと紫が鮮やか。
右に大栃山への道をとります。少し急な道がありますが登り切ると延々とおおむね平坦な道を歩きます。
イノシシ君が、道を掘り返していて、今日はイノシシと遭遇するかもという期待が高まります。(ほんとかい)
よって、曲がって役に立たなくなった一脚の代りに本日は手ごろな長い枝を調達しました。
これで、イノシシ君が出てきても結構太刀打ちできるかも・・・・
ひたすら、高速で歩くこと峠より30分で、大栃山の標柱がある頂上に出ました。
あまり、眺望はききません。立派な方位盤があり、山名が記してあるのですが残念。
写真を撮って、すぐに引き返します。
途中、キノコ採りのおじさん二人組に会いお話。先週はたくさん採ったとか。今日はだめだそうです。てなことで5分ほど立ち話。
25分で峠に戻りました。
さて、そのまま、尾根を急登します。
ぐんぐん標高を稼ぎなおして、黒打ノ頭(神座山)へ到着。ほぼ同じ高さを登り返したわけです。
正面の釈迦ヶ岳は端正な姿で迫ってきます。
なかなか、岩壁もいいですねー
ガイドではここから、90分とあります。一時間ぐらいでつくけど、黒岳までだと少し微妙な時間です。昼ご飯は食べないわけにはいきません。
落葉樹林の明るい尾根道をアップダウンしますが、ここで、携帯が鳴った!
仕事だよ。何気ない振りで応対していたら、受信状態が悪くなりきれた。もっけの幸い。
と、なんと、どうもその最中にタオルを落としてしまった。
ま、帰りにでも拾いましょう~~とのんきに先を進んで、コルに到着。ここから芦川まで15分?????え???何それ??最短??
ま、いっかとばかり登り始めますが、そんなに危ないところはありませんでした。急には急ですけど。ぐんぐん高度を稼いで、周りが明るくなると山頂でした。
お天気は最高。
シンボルの夫婦地蔵さんにも会いました。
ちょうど富士山を背に立っているんですねー
なかなか、男前?
さて、黒岳を眺めます。ガイドブックでは片道2時間弱?ついたのは12時8分、(黒打ノ頭から55分)いまは?
12時12分、食事をして出かけても12時45分で早く往復して2時間半はかかりそう、それにまた昇り返しか。秋の日は短い。帰りにも一時間かかるとすると、5時になってしまう。
これはまずいでしょう。
ということで黒岳行は諦めて、山頂でゆっくりお昼ごはんにして下ることにしました。
あーもう一時間早ければ十分だったんだけど。
仕方ないですね。もう少し早く出かけるよう心がけましょう。
蛾ヶ岳もみえます。
ひざびさの明るい山頂を楽しんで、帰りはタオルを回収し、
檜峯神社への道を下りました。
下り途中の釈迦ヶ岳
結局檜峯神社から釈迦ヶ岳に登った人は今日は私一人だったとらしいです。
神社を少し見学し、帰路に着きました。
帰り道もいいお天気で釈迦ヶ岳がよく見えました。