トリリウム・・高貴なる花
2011年 05月 01日
トリリウム・グランディフロルム・・和名では大輪エンレイソウと名付けられている。
Trillium grandiflorum
オオバナノエンレイソウと比較してもさほど大きい花とは感じられないが、咲き進むと、このようにふちがほんのり桜色に染まる。
何とも言えない、優しい雰囲気になるのは見事としか言いようがない。
これが群生して、みんなほんのり桜色ならうれしいこと限りなし。
数日前はこんな感じだった。
これでも十分素晴らしいのだが。
トリリウム・エレクツム
Trillium erectum
すっと伸びた葉・・その上に暗褐色の花をつける。
これはとくに暗い色だが、もっと明るい色のものも多い。
その透けた花弁を通して、朝の光を垣間見る時・・不思議の世界に引き込まれる。
性質は強く、多少の環境悪化にも耐えてくれる。
トリリウム・シミレ
Trillium simile
白い花の中でも小型のほうの花
すっきりとした花は横向きで、少し繊細。
日本のミヤマエンレイソウと性質はよく似ている。
なかなかの美人です。
八重のグランディフロルム。
日本では結構普及してるけど、本場アメリカでは珍しいかもしれない。
すぐ株立ちになるが、日が当ったり暑い春だと花が痛んだり咲かなかったりする。
強い風も嫌いなお姫様・・・・
これもほんのりピンク色になるのだろうか。
これはTrillium cuneatumの花が開いたところを上からアップ。
なんか、中にいろいろとあるのですねーー
開くというイメージがあまりない花ですが、半開きに確かに開きます。
あっという間にぐんぐん伸びる・・マントの怪人。