世界の高山植物&野草たち


by Alpineflower
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オキナグサとその仲間・・光をまとう

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夕暮れ時に見るこれらの花は、弱くなった日の光を身にまとい、静かに花を閉じていく。

春の光はまだ淡く、まだ少し寒い夜にそのかすかな暖かさをもっていこうとしてるのだろうか。

日本のオキナグサにはこの赤いタイプにみられる少し上向きの花をつけるものと、最初から下向きの黒い花をつけるタイプがある。
生育場所も少し高い山の中腹と、いわゆる土手のような低地の場所とちがっているのも面白い。

見た感じでは違う種類ともとれそうだが・・

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地際からいきなりに咲きだす、大きな藤色の花。Pulastilla ucranicaである。

これらもまた大量の産毛をまとい、不慮の霜に備えている。

花は大きく、上のオキナグサのゆうに3倍はある。

見る人曰く・・さすがあちらの花・・はるかに続く広い草原

大きく目立たないと、虫たちも探せないのだろう。…

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すでにしっかり伸びているのは、Pulsatilla nuttaliana

花茎の産毛のマントはもう薄いが・・光をため込んでいるのはよくわかる。

気持ちよく、一輪だけ先に浴びている。

北アメリカの生まれということなのだが純血かどうかは疑わしい。が。。それでも一向に気にはしない・・

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すでに種ができたのか…それとも産毛のマントもむなしく、霜にやられたか・・早い花がもう茶色に変色している。

しかし、その下からは次の花が、咲きながら上がってきている。

命と、大地の力はたゆまない。
たとえ、いっとき、その日が陰ろうとも。

Pulsatilla vulgaris いわゆる西洋オキナグサ・・軽んじられていようが、花色が豊富で強いその花は、多くの人を楽しませてくれている。

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こぼれっ子…

庭のロックの頂点。一番環境的には厳しい。

そんなところに勝手に落ち、勝手に開いた。

花は黒く・・好みではあるけど…渋く・・たくましく…
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Commented by ann at 2011-04-01 07:27 x
光あふれてステキな写真ですね!
おきな草も憧れの草花です。
西洋おきな草という名札のついた鉢花を育ててまして、大株になってたのを分けて植え替えたところ、それ以来弱ってしまったんです。
今年は咲くといいけど、株が小さくなってしまったので難しいかな~~。

コリダリスの育て方、詳しく教えてくださってありがとうございます。
エゾエンゴサクとヒマラヤエンゴサクとは全然違うんですね。
球根を深く植えるというのにびっくりしました。
球根、多分霜柱で押し上げられたのだと思いますが、土表面に出てしまっていて、芽が出る前にぎゅぎゅっと押し込んでおきましたら、今、葉が出てきました。
咲くといいな~~。
種もたくさんこぼしておいたんだけど、それは芽が出た様子がないんです。
次はヒマラヤエンゴサクのほうにもチャレンジしたいです!
Commented by Alpineflower at 2011-04-01 22:52
annさん、こんばんは
おきな草もお好きでしたか。
大株を植え替えると、弱ってしまうというのはよくあります。
とくにおきな草の仲間は鉢植えですとその傾向が強いですね。
地植えですと、結構長生きしますよ。
がらガラが大好きな性格です。

エゾエンゴサクはなるべく芽出しがゆっくりのほうが、いい花が咲きます。でも雪の多いところではそんな必要もないのですけど。
種はすぐまいてみましたか?すぐ播けば大体、これから芽が出てくると思いますよ。もう少し待ってみてください。
ヒマラヤエンゴサクは結構簡単に手に入るので、トライされるといいですよ。房のように青い花がたくさん咲くのできれいです。
by Alpineflower | 2011-04-01 05:48 | 栽培種 | Comments(2)