オキナグサの仲間たち
2009年 11月 24日
プルサティラ・ブルガリス・ヌッタリアナが開花した。
当然、季節はずれの、気まぐれ開花で、たった一輪だけだけど初冬の日を浴びている。
今年から、ほとんどすべてを地植えして管理しているので、これらオキナグサの仲間も例外なく植え付けられた。
ガラガラのロックもどきの庭の一角なのだが、これが実に成績がいい。
なんといっても一番いいのは、根の状態であろう。
別段掘ってみたわけではないのだが、今の時期でもまだ葉が青々としているところから、かなりいい。
オキナグサの仲間の根は黒くて、死んでるのか生きてるのかは外見だけからはわからない。
そして、最も悪いことに乾燥させて育てるので根ジラミがつきやすい。洗っても、オルトランを入れてもなかなか退治できないが、地植えだとこれがばたっとなくなる。
思うに、ネマトーダもそうなのだが、人の作った鉢内という狭い空間は、外敵のいない害虫にとっては理想的な環境なんだろう。
地面の中のいろいろな生き物が、バランスを保っている・・小さな宇宙を形成しているんだろう。
ともあれ、
今まで、夏越しに幾度となく失敗したり、花が咲かなかったりした、プルサティラ・ベルナリスが調子がいい。
プラテンシスや、カンパネラ、アルバナ、アルバナ・ルテア、なども株が充実。実生のウクラニカ、ルブラはすでに花芽を準備。
勢いをかって、またまた樺太3兄弟に挑戦をしてしまった。あと一歩で涙を飲んでいたのだがベルナリスの成功に気を良くしてしまったのである。(ちと反省かも)
春が待ち遠しい…冬も来ないのに。