コイワザクラ
2008年 03月 27日
葉に毛があると無いとがイワザクラとの区別の簡便な方法である。
それは良いとして、各地方による名前がついたイワザクラの仲間が販売されている。
種からのものであろうが、現地採取は簡単には出来ないので、どうしても栽培のものからの種となる。
ということは、かなりの確率で交雑する危険性が高い。
名前を冠した花が期待のそぐわないのは良くあることなのだ。
野草を種から育てるが、この問題は実に重要。
地域性の特に強い貴重な植物ではあくまでも趣味範囲でしか価値が無いことなのである。
そこはよく理解してかかることが必要なのだろう。
でも、花のよさは何をおいても価値を下げるものではない。
すくット伸びた花は気持ちよさげに春を謳歌している。
by Alpineflower
| 2008-03-27 10:26
| 野草