山野草を育てるということ
2008年 01月 13日
山野草を育てる=盗掘=自生地を荒らす
こんな簡単な図式にはまってしまうことが実に残念でならない。
そこまでしか理解されていないのかと。
しかし、それはまだわれわれの努力が足りないのではないかと。。
とも思うが、と、ここで又悩む。
以前、ちょっとした植物の会に入っていたことがある。
そこのオフ会で大御所らしい。。学者先生が私は洋種の高山植物をすこしやっているという話をしたら、
「あ、日本のものから逃げれるから」
とのたもうた。
情けないことに、そんな人も簡単に上の図式にはまっているんだー
多分、こういう人には何を言っても始まらないなーー
残念でした。
今頃ホームセンターに売っているクリスマスローズのチベタヌス、
幻の花・・・と名うっていますね。
これは明らかに盗掘品といえるしろものでしょうねー
経済的な格差を武器に安い値段で、そこに生えているものを根を切って輸入する・・
大体が、こんな安い値段のものが幻であるわキャーない。
赤玉土に生きているわけではない・・・・すぐだめになる。。。
繰り返しだ・・・・
実際3回ほど手が伸びました。
自生地は荒れているのだろうなー
やっと、思いとどまりましたが。このていたらく・・・・
山野草を育てるということ。。
今目の前にある種は、大切な自然からの贈り物、
その自然を傷つけることなく、大事に育てる。
これは本当に大変なこと。。責任のあることなんだと今更ながら感じています。
Narcissus romieuxii var.zaianicus