ドラバ
2013年 02月 27日
高山植物系は実に多種のものがあり、日本のものでよく知られているものに早池峰山特産のナンブイヌナズナがある。
早池峰山に、表登山道で上ると道際にたくさん花が見られる。
今日は、暖かくなって開き始めた小さなナズナの仲間の紹介。
Draba dedeana
きりっとした葉姿で、drabaにしては大型の白の花を多数咲かせる。
以前にも紹介していたが、地植えをしてから消えた・・ので、残念ながらこれは購入品。
しかし、種もしっかりとれるし、更新は可能なので雨に充てさえしなければ、毎年拝める。
タイプが二つあり、とても同じとは思えないのだが、今回のものは堅い葉のタイプ。
スペインの山岳地帯のお生まれ。数年で大株になる。
このタイプは似たものが非常に多い。
最初はこのように小さいのだが、花茎がぐんぐん伸びると…ペンペン草に似てくる。
たぶん、Draba nivalis?確実ではないですけど。
これはロックで適当に生きています。
春先はかわいいですよね。
2,3日前にも載せましたが、咲き進みました。
名札を確認すればいいのですが、
同じタイプで天山山脈生まれというものをたくさん育ててましたが、それの生き残りではないです。
トゲトゲの針の中から黄色の細めの花びらの花を咲かせます。
これもロックの生き残り組。
乾燥が基本の花ですので、水やりの加減さえつかめば夏越しは容易です。株が増えるので植え替えは必ず。
このほかにまだ数種類。咲いたらここに追加。