世界の高山植物&野草たち


by Alpineflower
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

オキナグサとその仲間・・光をまとう

d0025568_523390.jpg

夕暮れ時に見るこれらの花は、弱くなった日の光を身にまとい、静かに花を閉じていく。

春の光はまだ淡く、まだ少し寒い夜にそのかすかな暖かさをもっていこうとしてるのだろうか。

日本のオキナグサにはこの赤いタイプにみられる少し上向きの花をつけるものと、最初から下向きの黒い花をつけるタイプがある。
生育場所も少し高い山の中腹と、いわゆる土手のような低地の場所とちがっているのも面白い。

見た感じでは違う種類ともとれそうだが・・

d0025568_513562.jpg

地際からいきなりに咲きだす、大きな藤色の花。Pulastilla ucranicaである。

これらもまた大量の産毛をまとい、不慮の霜に備えている。

花は大きく、上のオキナグサのゆうに3倍はある。

見る人曰く・・さすがあちらの花・・はるかに続く広い草原

大きく目立たないと、虫たちも探せないのだろう。…

d0025568_5202595.jpg

すでにしっかり伸びているのは、Pulsatilla nuttaliana

花茎の産毛のマントはもう薄いが・・光をため込んでいるのはよくわかる。

気持ちよく、一輪だけ先に浴びている。

北アメリカの生まれということなのだが純血かどうかは疑わしい。が。。それでも一向に気にはしない・・

d0025568_537247.jpg

すでに種ができたのか…それとも産毛のマントもむなしく、霜にやられたか・・早い花がもう茶色に変色している。

しかし、その下からは次の花が、咲きながら上がってきている。

命と、大地の力はたゆまない。
たとえ、いっとき、その日が陰ろうとも。

Pulsatilla vulgaris いわゆる西洋オキナグサ・・軽んじられていようが、花色が豊富で強いその花は、多くの人を楽しませてくれている。

d0025568_5434886.jpg

こぼれっ子…

庭のロックの頂点。一番環境的には厳しい。

そんなところに勝手に落ち、勝手に開いた。

花は黒く・・好みではあるけど…渋く・・たくましく…
[PR]
by Alpineflower | 2011-04-01 05:48 | 栽培種