世界の高山植物&野草たち


by Alpineflower
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北岳の花たち(7)下山

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間ノ岳山頂で、コーヒーを一杯入れて一息です。
さー、間ノ岳を後にして北岳に向かいます。
と、しばらく行くとライチョウの親子連れが、道を横切りました。
後ろからは団体さんが来ますので、あたふたと、山の上のほうへ。
この後ももう一度見ました。いずれもヒナを連れていました。夏山の風物詩ですが、
ともにヒナの数が2羽と1羽で少なく、少し心配です。
以前読んだ雑誌で、キツネなどの外敵が上まで登ってきてひなをさらうとか・・
そういえば、北岳山頂付近ではサルの群れを見ましたし…・
温暖化はこういう形でもでてくるのでしょうか。

無事成鳥になることを祈りましょう。






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下り道は足早に…
それでも行きでは開きかけだった花たちも開いています。
これは半分記録ですが、クモマミミナグサでしょうか?
なでしこ科特有の葉っぱです。


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これは?
イワツメクサですかねー
この手の花は。。。。むむ。違いはわかりますけど。


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このマット状はわかります。
タカネツメクサです。うん
ということはもう一つ、ミヤマミミナグサがあるはず。
と探してみても写真に写した記憶なし…か。


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ハハコヨモギ
北岳にはキタダケヨモギもありますが、そちらはまだ蕾状態でした。
なんだろなとか言って写真を撮らないといけませんねー
これも葉がきれいです。アサギリソウによく似た葉っぱです。
すでに北岳山荘で荷物を回収し、北岳の登りに入ってます。


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オヤマノエンドウもここへきてやっときれいな花を見せました。
ちょうど目の位置の高さに咲いていてGOOD!



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チョウノスケソウです。
もう花は終わりかけていて、かろうじて山頂近くで、少し程度のいい花があったのみでした。
山頂までは少し岩場がありますが、道は鎖やらはしごやら、整備されていて、問題ないコースです。
いわき京谷、ヒメシャジンを見たかったのですが、見つけることはできませんでした。
後から考えると、やはり少し気がせいていたかも。


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クモマナズナだと思います。
ドラバです。結構丈が小さくていいのですが、日本のものは、低地で育てると大きくなりすぎて・・
趣にかけてしまいます。やはり山で見るのが一番。
アブラナ科独特の十字架花がよくわかります。


さてさてそうこうしているうちに
北岳山頂に到着です。
無事に到着したことをお祝い。
山頂はガスに包まれ、眺望はきかなくなっていました。
夏山の11時半ですから。仕方ないかも。バットレス側はすっぱり切れてガスの中。


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写真はこの一枚だけ、一応証拠写真ね。
山頂には昭和大学医学部の学生さんがおりました。ボランティアで山頂に詰めているとか。
頭が下がります。
時間もない、眺望もない、たいしたことないで少し休憩をとっただけで降ります。
肩の小屋でお昼にしましょう。お天気が崩れたら逃げ込めばいいし・・


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たらたらと降りていくときれいなハクサンイチゲの固まりが足下に広がります。
よっこいしょと足を広げて座り込み、撮影です。ついでにお休み。
ガスの中の雰囲気はなかなか難しいですねー


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イワウメもまだポチポチと咲いてます。


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これ、柳ですよね。
タカネイワヤナギというのかな。
南アルプス固有種のようです。
地味な花は柳…葉っぱはねーーー柳腰とは言えません。


ガスの中、肩の小屋到着は12時10分ぐらいでしょうか。
ここでお昼です。
北岳山荘のお弁当は、五目酢飯?、ザックで持って歩くので痛む心配がないのは配慮していますね。
ここのお弁当は美味しい。1000円は山料金だけど。
ま、仕方ないでしょ。紅茶を沸かしていただきました。


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今の季節、咲いているはずのない、北岳草の花です。
肩の小屋からキャンプ地に降りる草むらに咲いてました。
植栽されたものです。
本来、肩の小屋周辺には咲いていませんから、持ってきて植えたもの??
種から育てたとは思えません…ね。
雪が多いから遅いのでしょう。夏の登山シーズンに合わせたようで。。何となく複雑。
ミヤマクロユリの蕾もありましたが、撮影はしませんでした。



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肩の小屋を出発は12時半。さて。下りは少し真面目に歩きましょう。
とはいっても草滑りに入ると、これまた違った植物が目に入ってきます。
これは、エゾシオガマ。
巴シオガマの小型バージョンクリーム色の花・・ってのが覚えやすいでしょう。
歩いているときは名前がわかりませんでした・・
草滑りにはたくさん見られます。


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大型の千鳥の仲間
テガタチドリも、あちこちにみられました。


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ウサギギクもでてきました。
この花はいいですねーー


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これは苦手な菊の仲間・・
メタカラコウ????
霧をバックに黄色がさえます。


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ダケカンバ帯に入りました。
でもまだ、木々は小さいです。
その中にマルバダケブキが目につきます。大型の花です。
で、この中でちょっとしたハプニングがありました。
事なきをえたので、当事者のむねにしまっておきましょう~~~よかったねー


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タカネナデシコです。


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オトギリソウも出てきましたが、これはシナノオトギリでしょうか。花は大きいです。
このほかにトモエシオガマや、クガイソウなどでてきましたが、写真なしでした…
白根御池までのくだりは長いですねー
御池は。バッチイお水で、相変わらず写真を撮る気になりません。
白根御池小屋は雪崩で崩壊した後、初めて見たのですがきれいな小屋になっていました。



白根御池小屋をあわただしく出発したのは3時15分ごろ?
道標にはまだ3時間とありますが、これはない…
そんなことしたら、バスがない・・・・と思う。確か5時が最終だったかなーーーーーー


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急いでで降ります。
でも相棒さんを置いてはいけないです。当たり前。
後ろからプレッシャーを与えるのはちとよくないことを悟ったので、マイペースで降りてもらうことにしました。
長い、林の中のがたがた道を下ります。
花もないし…道もよくない
つまらない下りでしたが、これが咲いてました。
コバノイチヤクソウです。
なかなかいい花です。
下りでザックを下したのはこの時だけ・・
がんばりましたね。




川の音が大きくなってやっと分岐、そこから広河原までは20分
何とか5時前にはつきそうです。
つり橋を渡って、バス停に着いたのは4時45分でした。
疲れましたねーーー
最終の5時発のバスに乗り、夜叉神峠のバス停で降りて車に乗り換え、ご帰還です。

ご苦労様でした。
きれいな花を眺められよかったですが、不謹慎なことに、山中ではもう次の山行きを考えていました…・(反省)
長々とありがとうございました。
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by Alpineflower | 2009-08-11 20:21 | 高山植物